自然が育てた北山杉の効果!リラックスできる家づくりに。
- 2023.03.20
- 建築
京都市の北に位置する山深い地域、京北町。
この地の澄んだ水と空気が育てた山々。
北山杉はそんな美しい山々に育てられました。
京都の茶室や数寄屋造りでも使われるこの材料。
洛斗コーポレーションではこの「北山杉」を標準仕様にしています。
杉の持つ効果
杉の持つ天然成分による「誘眠効果」
杉に含まれる「セドロール」という成分は血圧を低下させ、心拍数を減少させる効果があるとされています。気持ちを落ち着けこれから睡眠に入る寝室にはぴったりの床材ですね。
また、杉の葉油には「高沸点テルペン類」という気分をリラックスさせる効果のある成分が多く含まれています。この材油成分はセスキテルペンといい、吸い込むことで脈拍が下がり、睡眠時と同様の脳波になるという測定結果が出ています。交感神経が抑制され副交感神経優位になることで、脳が緊張状態から鎮静状態に変化するのです。
これらの成分により、杉の床材はリラックスにとても良い素材とされています。
殺虫・防虫効果
次にあげられる効果が「殺虫・防虫効果」です。21世紀の国民病といわれる喘息とアトピー。これらの主な原因は、室内塵性ダニの吸引によるものです。薬品でダニを退治したとしても、浮遊する死骸を吸い込むことで発症の原因となります。
杉の成分セドロールは、殺虫・防虫効果も持っています。3日で90%を超える殺ダニ率に加え、杉の持つ優れた調温調湿作用により、高温高湿を好むダニには繁殖しづらい環境を作り出します。
これらの杉が持つ特徴に加え、無垢の木全般が持つ断熱性や調湿性など、無垢の木の床には見た目の風合いだけではないさまざまなメリットがあります。
洛斗コーポレーションではこれらの無垢の木の魅力をぜひ体感していただきたく、見学会や勉強会などのイベントを開催していますので、是非お気軽にご相談ください。
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