リフォームとリノベーションって何が違うの?どちらがいいの?
- 2020.06.02
- 建築
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リフォームとリノベーション
住まいを修繕することについて、「リフォーム」と「リノベーション」という言葉を聞くことは多いと思いますが、その違いってご存知ですか?
「リフォーム」に比べて「リノベーション」という言葉は比較的最近聞くようになった言葉だと思いますが、いったいどんな違いがあるのでしょうか。
今回はリフォームとリノベーションの違いと、どちらの工事を選べばいいのかを簡単に説明したいと思います。
リフォームとは
リフォームとは、基本的にはお家の表面的な部分を修繕することをいいます。
汚れてきた壁や床を貼り替えたり、設備を新しいものに取り換えたり、家ができた頃に比べて老朽化して汚れたり機能しなくなったものを新しく取り替えたり修繕し、元の状態に近づけるための工事をします。
つまり、一度マイナスの状態になったものをゼロの状態に戻すことが「リフォーム」なのです。
リノベーションとは
それに対して、リノベーションではもっと大きな規模の工事を指すことが多いです。
ただ古くなったものを新しくするだけでなく今の住まいに新しい機能を付け加え、より住む人にとって暮らしやすい家に作り替えることをいいます。
現状にプラスアルファの価値を付加し、より価値のある家に生まれ変わらせるのが「リノベーション」です。
大規模なリノベーションの工事では柱や梁だけを残した状態にまで解体し、そこから家を再度作り上げていきます。
そのため、現状に対して間取りやデザインに大きな変更を加えたプラン作りが可能です。
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ちなみに、私はちゃんとリノベーションのことを知るまで、リフォームをおしゃれ感じに言い換えただけだと思っていました(笑)
リフォームとリノベーションはどちらがいいの?
これだけ聞くとリフォームよりリノベーションの方がいいように思えますが、一概にリノベーションをすればいいというものでもありません。
お家の現状や住んでいる人の状況によって、リフォームが向いている場合とリノベーションが向いている場合があります。
リフォーム が向いている人
リフォームは工事の規模が小さく部分的な改修のため、
- 家の間取りや構造には不満はないので見た目をきれいに修繕したい
- 予算を少なめに抑えたい
- 今の家での暮らしを続けたまま修繕をしたい
など、工事の前後で現状の暮らしから大きく変える必要のない人に向いています。
リノベーションが向いている人
対して、リノベーションはリフォームより予算も期間もかかりますが、大きく手を入れることが可能なので
- 中古住宅を購入・相続したが間取りが使いにくい
- 新築を購入しようか迷っている
- 持っている物件の資産価値を高めたい
などの場合に向いていると言えると思います。
必要な工事を見極めて適切な修繕を
現状気に入っている住まいをリノベーションしてかえって住みにくくなってしまったり、予算を抑えたいからとリフォームにして結局不満が残ったりしてしまうとせっかくの工事に使った費用と時間が無駄になってしまいかねません。
一見リフォームの方が良さそうでもリノベーションした方がいい場合もあれば、その逆もあるかもしれません。
自分の理想の暮らしを思い浮かべたときにどんな家ならその暮らしを実現できるかを考え、そのためにはどんな工事が必要かを導き出しましょう。
もちろん、家づくりに慣れていないと見えてこない部分もあるのでそんな時はプロの手を借りましょう。
洛斗コーポレーションではリノベーションやリフォームの実績も多く、不動産の取り扱いもしているので物件探しからトータルにお手伝いすることが可能です。
住まい作りに困ったことがあれば、お気軽に一度お問い合わせください。
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