地震に強いお家って何?
- 2020.06.06
- 建築

日本は非常に地震が多い国です。
みなさん地震に強い住宅に関心があると思います。
今日は地震に強い住宅について考えたいと思います。
家族の命を守るあなたのお家!
建物の地震対策には大きく分けると三つがあります。
「耐震」「制振」「免震」です。
それぞれの特徴をわかりやすく説明していきます!
耐震構造とは?
「地震に耐える」構造ということです。
つまり、あなたのお家は地震が起きた時に全ての地震の力を真正面から受け止めて、それに耐える。そんな構造です。
これは日本では一番一般的な工法で、ほとんどの住宅はこの構造です。
建築基準法もこれを基本に考えられています。
この工法のメリットは比較的安価に補強ができることです。
逆にデメリットは「倒壊しない」ことを目的にしているので、繰り返す地震に弱いということです。

制振構造とは?
「揺れを制御する」構造ということです。
あなたのお家は地震が起きた時にまず全ての地震の力を真正面から受け止めます。
その時、油圧式のダンパーなどで、地震を受け止め、歪ませながら、「熱」に変えてしまいます。そしてお家を倒壊から守る。そんな構造です。
この工法のメリットは繰り返す地震に効果があることです。
逆にデメリットはコストが耐震よりかかることです。制振装置自体の金額が丸々アップする事例がほとんどです。

免震構造とは?
「揺れから免れる」構造ということです。
あなたの家は地震が起きた時に、その揺れを逃がしながらあまり揺れない建物になります。
この工法のメリットは地震時に揺れなくなるため、家具の倒壊などが起こらないことです。あと、当然繰り返しの地震にも強いです。
逆にデメリットはコストがかかることと、定期点検や地震後の点検が必要になることです。

驚くべき京町家
京町家に限らない、古民家は自然の免震構造になっています。
これはまた時間のある時またの機会に!
気になって寝れない人は直接お電話くださいwww
ではまた。٩( ‘ω’ )وオウイエ‼︎
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